【スポーツ観戦】勝利の女神の前髪を掴めたのは【日本シリーズ2021第6戦 東京ヤクルト】

スポーツ観戦

こんにちは、taicchanです。

祝・東京ヤクルトスワローズ日本一!!
今年、この喜びに巡り合えるとは思っていませんでした。
本当に望外の喜びです。

この喜びに至れた試合を素人目線でどう見ていたのか、あれから一夜たってなお興奮冷めやらぬうちに振り返りたいです。



両軍それぞれの形で、絶対に勝つための投手運用。

バファローズの先発は、沢村賞受賞の日本のエース・山本由伸投手。
誰がなんと言おうと文句なしの、勝ちを計算できる選手です。
初戦こそ勝ち星はつきませんでしたが、相手を押し込める日本を代表する大投手。

それに対するスワローズは、高梨投手。
奥川投手の運用を変えるのか、あるいは通常のシーズン通りの感覚で小川投手を登板させるのかなど憶測を呼びましたが、ここは予測先発通りできましたね。

高梨投手はヤクルトに来てから大きな成果は挙げられていないので、山本投手にぶつけるにはどうかなと最初考えたのですが、日ハム時代まで遡るとほっともっと神戸スタジアムでの勝率は圧倒的。
勝利の女神を捕まえるために、使えるものは全て使うと言う高津監督の意気を感じました。

そしてこの意気に、高梨投手と中村捕手のバッテリーが応えていきます。

球数、失点、ともに5回終了時点での山本投手と互角。
失点シーンには四球や守備のアンラッキーが絡むなどこのシリーズ特有の空気感がそのまま影響されていましたが、1失点で5回を投げ切ったのは、シーズンでの高梨投手のクオリティーを考えた場合に及第点どころか素晴らしかったです。

山本投手が類稀な投球術でスワローズ投手陣を力でねじ伏せていくのに対し、高梨・中村バッテリーは球種やコースを絞らせず、強力なバファローズ打線を翻弄していきました。
この状況は、その後の継投にも生きてきます。

  • 第二先発に近い形で、ゲームを壊さず相手をシャットアウトしたスアレス投手。
  • シーズン1度のみの経験だった回またぎを実施し、ピンチを背負いつつも致命傷を回避した清水投手。
  • そして、救援失敗が続く中、しっかりと気持ちを切り替えて2回1/3を抑え切ったマクガフ投手。

バファローズの継投も、山本投手が9回を一人で投げ抜いたことで積極策を取れるようになり、ベテラン能見投手のワンポイントリリーフなどスワローズのチャンスメイクをさせない試合展開が延長戦も続きました。

間違いなく、今回の日本シリーズで、そして今年の日本プロ野球においてのベストゲームが、両チームの戦略から生み出されています。
この時僕はApple Watchを着用していたのですが、膠着するゲーム展開とは裏腹に興奮しっぱなしで、3回心拍数の警告を受けました(笑)

勝利の女神の前髪を掴めたのは、このシリーズを象徴づけるワンチャンスだった。

もう後がなくなった12回表、ドラマが待っていました。

バファローズの積極系統の最後、三振もゴロも取れる中継ぎエースの吉田選手が登板し、バファローズのペースでスワローズは2アウトまで追い込まれます。

ここで、クライマックスシリーズでチームを救ってきた切込隊長・塩見選手がレフト前ヒット。勝ち越しのランナーが、一見すれば遅すぎるタイミングで現れました。

ここで、高津監督はチームで誰よりも信頼できるバッターを送ります。
2015年リーグ制覇時のチームの主軸にして、2021年幾度となくチームを勝ちへ導いてきた代打の切り札・川端慎吾選手。
僕が一番好きなスワローズの選手です。

川端選手の真骨頂は、内野と外野の間にポトリと落とす軽打を打てること。長打率よりも安打率が高く、仕事人として確実に役割をこなすところです。

とはいえ、ランナー一塁ではいかに俊足の塩見選手でもホーム生還は困難です。
ここでの川端選手の仕事は、後ろに控える山田選手へのチャンスメイク。

と、思っていたところで、まさかの展開が起きました。
コントロールの良い吉田投手と途中交代で入った捕手の伏見選手との間でバッテリーエラーが起こり、塩見選手が二塁へ進みます。

このシリーズ、多くの得失点がエラーから生まれてきました。
そして、それはこの日も同じでした。

川端選手の真骨頂、内野と外野の間にポトリと落とす軽打がレフト方向へ放たれ、ツーアウトだったこともあり塩見選手は減速することなくサードを周りホームへ生還。
虎の子の一点が生まれます。

この一点を守り切り、東京ヤクルトスワローズは2021年シーズンの日本一のチームとなりました。

勝利の女神を前に、笑ってもらうのではなく全力でその前髪を掴みに行った両チーム。両者の力が拮抗していたからこそ、その均衡が崩れそうな瞬間が訪れると両チームともそこを見逃しませんでした。

応援していたスワローズが優勝したこと、それ自体が非常に嬉しいことなのですが、何よりも圧勝で「ハイハイ、もう日本シリーズは消化試合みたいな感じだよね」といったような昨年、一昨年のような展開ではなく、第1戦から第6戦まで全て接戦で試合を心から楽しめたことが、何より幸せでした。

開幕3連敗から始まり、4月当初は「最下位に終わったとしても、昨年よりはゲーム差を詰めていてくれたらな」と思っていたチームが、最後の最後に羽ばたいていく。

ほっともっと神戸スタジアム、最後は5度と非常に寒かったそうですが、その寒空の下で10度宙を待った高津監督をはじめ、チームスワローズ本当にお疲れ様でした。そして、感動をありがとうございました!

このチームを応援できて、本当に幸せです。
来年も、チームスワローズ一枚岩の全力プレーを楽しみにしています!!

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