【短歌】吹き荒ぶ寒風 襟を立て 凧を追いかけ 川沿い駆ける幼子【凧揚げ】

短歌

こんにちは、taicchanです。
今年は実家に戻らず、住まいで新年を過ごしています。

去年は実家に帰ったものの体調を崩し、不本意ながら寝正月に。
今年は、寝正月ではないものの去年同様に自宅でゆったり過ごしています。



去年は近場を散歩する余裕もなかったのですが、今年はお昼過ぎに街中を歩いてみました。
元旦の街はこんなにも静かなのかと驚きつつ、いつもの散歩コース・多摩川へ。

そこで、数日前まで見ることのなかった光景を見ました。
凧揚げをする家族連れが、川沿いにいらっしゃったんです。
僕も小学生の頃はコンビニでビニール凧を買ってもらって、父や弟と近くの公園で凧揚げをしていたなあと懐かしくなりました。

たった数日しか違わないはずなのに、明らかに年が変わったことがわかる風景だな、と感じました。

この歌は、いろんなパーツがインスピレーションで湧いてきて、それらをそのまま破調で組み込んでいった力技で作った歌です。

まず最初に思いついたのは「吹き荒ぶ寒風」。
ここまでで「吹き荒ぶ」の五音と「寒風」の四音で九音。

次に思いついたのは「凧を追いかけ」の七音
このまま下の句に組み込もうかなと、一旦保留に。

そして、「川沿い駆ける」の七音ができたのですが、主語になる言葉がここまで出来ていなかったのでそのまま「凧を追いかけ」とくっつけた下の句にはせず、前か後ろに「幼子(おさなご)」と四音を主語で繋げようと思いました。

ここまでで合計二十七音、残るは四音です。

ここで、字余りではあるのですが「吹き荒ぶ寒風」が架かる言葉として「襟を立て」と五音を読み、各言葉の順番を並び替えてこの歌を作りました。

五七五七七の韻律を大きく崩した破調の歌とはなったのですが、三十一文字のなかでお正月風景を読むことができた、遊びのある一首になりました。

 

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