【スポーツ観戦】FC東京最高の補強ポイントがスタッフだったんじゃないかと思った話【ストーブリーグ】

スポーツ観戦

こんにちは、taicchanです。

実家・三鷹市がホームタウンになっているJリーグクラブ・FC東京をゆるく10年ほど応援してきました。
2021年にホームスタジアム・味の素スタジアムのある調布市に引っ越したことをきっかけに、毎試合の経過・結果を追うようになるなど、自分の中での応援熱が高まっています。

そんな、ゆるサポからにわかサポへと変わってきた僕taicchanが、ほぼ完了した(と思われる)FC東京のストーブリーグ事情を振り返っていきます。

「何となく試合結果は追っているんだよね」、「何人か、選手の名前は知っているよ」といった、ガチ寄りではないけどFC東京が好きという方に、同じようにもっとFC東京を好きになってくれるきっかけにこの記事がなってくれたら嬉しいです。



サラリと発表された爆弾級のスタッフ:安間ヘッドコーチと白井インデビデュアルコーチ

MFレアンドロ選手の残留発表から2日後の1/13、そのニュースは選手獲得・更新の温度感とは異なりさらっと投下されました。

来季のスタッフ発表です。

このニュースでびっくりしたのが、コーチ陣の顔ぶれです。
特に、安間コーチの復帰と白井コーチの就任には度肝を抜かされました。

トーキョーを知り尽くした名参謀・安間ヘッドコーチ

幾度となくFC東京でその指導をしてきた安間コーチが、ヘッドコーチとして復帰しました。
安間コーチの指導歴を紹介すると、

https://ja.wikipedia.org/wiki/安間貴義

JFLで選手・指導者を経験し、J1・J2のトップ指導者に上り詰めた叩き上げです。

若手の育成・抜擢に定評があり、FC東京だけで見ても安間さんのコーチ時代に

  • MF 中島翔哉
  • DF 室屋成
  • MF 橋本拳人

と現在は海外で活躍する3人の日本代表級選手が育っています。

上記リンクを参照いただくとわかるのですが、監督として結果が伴ったのは甲府時代と直近の岐阜で、いずれもJ2かつ昇格には至っていません。
ただ、カウンターサッカーからパスサッカーによるポゼッション志向まで幅広い引き出しを持っており、また先述した若手発掘の妙から故障や移籍でシーズン中も変わり続けるチームの台所事情をうまく切り盛りできる名参謀です。

事実、長谷川健太監督時代のさまざまな好成績の裏には、常に安間コーチの存在がありました。
安間さんが唯一不在となった昨シーズン、チームは主力の固定化と彼らの高年齢化によって、ゲーム単体という短期的な視点でも、またシーズン全体を通した長期的な視点でも、後半の失速が否めません。
(抜擢した若手が次々と故障離脱してしまったという側面もあります)

トーキョーを知り尽くした男が、満を辞して帰ってきました。
育成畑出身のアルベル監督と共に強いトーキョーを「育てて」欲しいです。

言語化の鬼・白井インディビデュアルコーチの到来

「インディビデュアルコーチ」という聞きなれない名称のコーチポジションが造られ、白井裕之さんが就任されました。

ウィズダム英和辞典で「individual」を引いてみると、

「個別」であったり、「独自」といったような意味合いが強そうです。

どんな独自性が白井コーチに与えられるのか気になるところですが、おそらく戦術アナリストのような役割が与えられるのではないかと予想しています。
その理由は、白井コーチの経歴にあります。

白井コーチの直近キャリアはサガン鳥栖のヘッドオブアカデミーコーチです。
字から察するに、育成世代の統括コーチかと思われますが、この役割は納得です。
というのも、白井コーチはオランダの名門アヤックスの育成部門や、オランダ代表のアンダー世代のコーチを歴任した育成コーチのスペシャリスト。

しかもその指導は、オランダサッカーのトレンドから学んだ、非常に理に適ったものになっています。
偶然ですが、僕は彼の著書をすでに読んでいました。

この著書では、

  1. オランダサッカーではサッカーの各シーン・単語について共通理解が持たれている。
  2. 共通理解があるため、指導者は高圧的になることなく、共通の基準を持って自身の指導を言語化できる。
  3. 共通理解があるため、指導者は指導だけでなく各場面や試合全体の分析を行うことができる。

といったようなことが、白井さんの実体験に基づきながら書かれています。

自身の指導の言語化に長けており、育成世代の指導にも精通した方のコーチ就任は、すなわち若手の底上げが期待できます。
この点、安間ヘッドコーチの就任と近しい意図を感じます。

また、オランダ代表のアンダー世代で担当した戦術アナリストとしての活躍も期待大です。
2021シーズンは好不調の波の大きさに本当に苦しんだので、この波の振れ幅をどこまで小さくできるか、白井コーチの辣腕を強く期待します。

中盤の選手補強が無かった謎を解いたコーチ人事

今オフ、FC東京が新規獲得した選手のポジションは、GK・DF(CB)・FWとセンターライン中心でした。
最前線と最後尾をがっちりと固めた一方、中盤やサイドの選手は現有戦力の保持、若手の中では修行でのレンタルや完全移籍など放出すらあったくらいでした。

移籍市場が開いた直後、川崎フロンターレのシミッチ選手が来るのではないか、あるいはアルベル監督が率いていたアルビレックス新潟のホープ・本間選手を呼ぶのではないかなど夢のような噂が飛び交いましたが、レアンドロ選手の残留を以てFC東京の移籍動向はほぼ完了した様相を呈しています。

レアンドロ選手の残留が発表された1/11、本当にこの状況で大丈夫なのか不安になりました。
昨シーズン、FC東京の1列目・2列目の選手たちは前に切り込んでいく推進力こそありましたが、主力の高年齢化に伴うスタミナ不安、そして何より前線の選手たちを効果的に動かすため相手DFの裏へとパスを供給する選手が不在だったからです。

ただ、この不安は1/13に発表されたスタッフ人事を見て落ち着きました。

育成に長けたアルベル監督・安間ヘッドコーチ・白井インディビデュアルコーチという布陣で、中盤の選手を育て上げようとしているのではないかと思えたのです。

アルベル監督は、早くからFC東京の若手選手に目をかけていました。
サポーターが「ボランチの安部 柊斗選手をキャプテンにしてはどうか」とTwitterに投稿したところ、新潟監督時にもかかわらず「いいね!」を送っています。
そして、クラブが投稿した紺野選手の練習風景には、

このように、我が子を見守る父の如く称賛を送っています。

すでに東京には開花を待つ若い芽が中盤に揃っている。
だから、補強ではなく育成によって中盤の底上げを図っていく。

今回のストーブリーグ動向には、そんな言外のメッセージを感じます。

個人的に期待しているのは、背番号18を受け継いだ品田愛斗選手
このブログの開設より半年ほど前、僕は彼のプレーをルヴァン杯予選で対戦した大分戦で見て、魅了されました。

この動画の最後にある、永井選手の得点につながったパス。
実はこの試合、前半の品田選手はボールを持っても自陣で回すなどリスクを避けるような動きが目立っていました。
しかし、ロスタイムで先輩たちからアドバイスと激励を受け、後半からはDFの背後へ足の速い前線の選手を走らせるパスを何本も供給しています。

ボール奪取に長けた安部選手、ドリブルで相手陣内をえぐれる紺野選手、そしてその二人を繋ぐリンクマンとして広い視野を持ってプレーできる品田選手が覚醒したら…夢のような光景です。

mixi主導でのFC東京の一年目、それは「強い選手を育て上げるクラブ」への第一歩であることを、一サポーターとして強く願っています。



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