【短歌】レトルトのアジアを3つ 駅ビルは自宅へ続いている滑走路【無印カレー】

短歌

こんにちは、taicchanです。

2021年春より短歌を始めたビギナー歌人です。
ずっと「定型を守る」ことだけを意識して1年間約750首の短歌を作ってきました。

この記事では、そんなビギナー歌人のtaicchanが日課として一日一首ペースでInstagramへ投稿している自作短歌を解説します。

僕と同じように短歌ビギナーの方にとって、創作のヒントになったら嬉しいです。

 



駅ビルに入っている無印良品に、カレーを買いに行った時に思いついた歌です。
思いついたときの歌は、こんな感じです。

駅前に並ぶアジアを手にとって 行こうGo to トラベル 自宅へ

再度(何度目の再度?)感染が拡大している昨今、個人的に「感染対策期間にやるのはどうなの」と今でも感じているGo toトラベルを思い出し、作歌のフックにしました。(Go toトラベルは、海外旅行には使えないんですが)

これは推敲まで数時間おいた歌でした。
歌のきっかけがきっかけだけに、割と悪意が強く出てやしないかなと感じて推敲はしたかったのですが、どう推敲しようかを悩んでいました。

そうやって悩んでいる間いろんな音楽をパソコンでかけていたのですが、ある一曲を聴いている時に推敲のきっかけを掴むことができました。
その曲とは、ユーミンの名曲をDEENがカバーした「恋人はサンタクロース」です。

DEENの「恋人はサンタクロース」→ユーミン→「中央フリーウェイ」
という三段活用(?)で「滑走路」という単語を思いつきました。

あとは、この「滑走路」をうまく当て込んでいくよう歌を推敲していきます。
滑走路なのであれば、始点と終点があるはずです。

  • 始点は駅、駅ビル、無印。
  • 終点は自宅、自室。

少し広いところから狭いところへとカメラがズームインしていくような動きを歌の中で表現したいと考え、始点を「駅ビル」・終点を「自宅」にして下の句を作っていきました。
ただどうしても下の句だけでは字数が足らず、上の句から若干の句跨りにさせて決着させています。

この句跨りをおこなったことで、上の句は通常の詠みよりも使える文字数・音数に制限がかかります。
そこで元々の歌の「アジアを手に取る」を活かそうと考えました。
少ない文字数でレトルトパウチのカレーを手にとっているところを表現しようと考えた結果、個数を具体的に挙げることで解決できるのではないかと考え、「レトルトのアジアを3つ」としました。

あえて「カレー」ではなく「アジア」にこだわった理由としては、Go toトラベルをフックに作ったという残滓を少しぐらいは醸せたらいいなと思ってのことです。

ああ、早く国内外へ心置きなく旅がしたい。



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