【短歌】ファインダー覗き込んでるこの目には見えているのに彼方の富士が【富士山】

短歌

 

こんにちは、taicchanです。

2021年春より短歌を始めたビギナー歌人です。
ずっと「定型を守る」ことだけを意識して1年間約750首の短歌を作ってきました。

この記事では、そんなビギナー歌人のtaicchanが日課として一日一首ペースでInstagramへ投稿している自作短歌を解説します。

僕と同じように短歌ビギナーの方にとって、創作のヒントになったら嬉しいです。

 



歌自体はだいぶ前にできていて、いい景色が来ないかなと写真待ちしていた歌です。

歌の原型としては、

見えてるよ遠くの富士山レンズには映らなくてもこの網膜に

というもので、この原形を大きく変えずに表現をいじっていって現在の形に落とし込みました。

写真自体はスマホで撮っているので厳密にいうとファインダーは覗いていないのですが、「ディスプレ見つめている」と「ファインダー覗き込んでる」のどちらが写真を撮っている情景を明確に表現できるか考えた時に、これは後者かなと。

網膜を選んだ理由としては、使っているスマホがiPhoneでそのディスプレイが「Retina=網膜」を意味しているため、ダブルミーニングめいて使ってみようと思いました。
結局はファインダーの方が表現力で優っていたので、今回はお蔵入りです。

そして、富士山への距離感をより遠く表現するため、「遠くの」から「彼方の」と変更。
音数自体は変わらないのですが、心理的な距離感を自分の思っている通りに表現できたと感じています。

部屋から見えている風景をそのまま読んだのですが、心情的にも今の気持ちを表せたような感覚を持っています。

大切なものが間違いなく見えているのに、どこまでいっても近づけない。
見えている日もあるし、曇っていて見えない日もある。
大きく見える日もあるし、やたらと小さく見える日もある。

「彼方の富士」という言葉の言外に、そういう気持ちを乗せてみました。
ひとまずは見えている景色をシンプルに表現できたので、まずは良しと思いたいです。

 



 

にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
にほんブログ村

 

👆ワンクリックが励みになります。よろしくお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました