【短歌】流星になれない 一人きりだから 競輪場を右手に歩く【オマージュ】

短歌

こんにちは、taicchanです。

2021年春より短歌を始めたビギナー歌人です。
ずっと「定型を守る」ことだけを意識して1年間約750首の短歌を作ってきました。

この記事では、そんなビギナー歌人のtaicchanが日課として一日一首ペースでInstagramへ投稿している自作短歌を解説します。

僕と同じように短歌ビギナーの方にとって、創作のヒントになったら嬉しいです。



2月最初の多摩川お散歩コースシリーズ短歌です。

今日はお昼でガッツリ北海道ラーメンを食べたので、いつものコースよりも少し長く回る西回りのコースにしました。
京王多摩川の河川橋を西に向かい、多摩川原橋で北上して鶴川街道と品川通りがぶつかる交差点まで歩き、品川通りを東に向かうというコースです。

このコースを歩いていると、多摩川原で右手に競輪場の京王閣が見えてきます。
そして多摩川原橋までいくと、遠目に東京競馬場も見えます。
ユーミンこと松任谷由実さんの名曲「中央フリーウェイ」で歌われていた「右に見える競馬場、左にビール工場」の競馬場です。

川の奥に見える山の峰々まで遥かに望める眺めをパシャリと撮れたので、この風景で一首詠みたいと考えて歩いていたところ、多摩川原橋で東京競馬場が見えてこの歌の輪郭が見えました。

右に見える競輪場にフォーカスが当たるようにして、歌が詠めないかなと考えたのです。

最初は、

多摩リバーサイド右手は競輪場 左手にはたそがれ観覧車

と無理やり歌詞に当て込んでみたのですが、強引かつ何が言いたいのかわからないただの文字列になってしまいました。

そこで、中央フリーウェイが歌っていたもう一つの風景であるカップルの心の風景を歌にこめてみようと考え、上の句が生まれました。

僕は現在独身で、特定のお相手もいません。
なので、「二人して流星になったみた」くなっても、一緒に流星になる相手がいないのです(泣)。
それを逆手にとって、「流星になれない 一人きりだから」と詠み、心象風景を上の句で一旦区切ることにしました。

そして、個人的なイメージですがカップルで来ることはきっとない競輪場のそばを歩いているという風景描写を下の句に持ってきてみました。

句切れで景色の描写が内から外へと変わるので、果たして一つの歌で詠むべき景色だったのかは自分でも疑問です。
もうちょっと、こうした場面転換をスムーズに行なったり、あるいはドラスティックだけれど読み込んでみると意味が見えてくる…みたいな歌を作れるようになりたいです。



にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
にほんブログ村

👆ワンクリックが励みになります。よろしくお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました