【短歌】跡形もなく消え去った雪みたくなかったことにできないのかな【ZARD】

短歌

こんにちは、taicchanです。

2021年春より短歌を始めたビギナー歌人です。
ずっと「定型を守る」ことだけを意識して1年間約750首の短歌を作ってきました。

この記事では、そんなビギナー歌人のtaicchanが日課として一日一首ペースでInstagramへ投稿している自作短歌を解説します。

僕と同じように短歌ビギナーの方にとって、創作のヒントになったら嬉しいです。



1月に雪が降った時同様に、雪が明けた翌日の歌は前日の雰囲気に流されますね。
今回も降雪翌日の晴れ空が、歌のテーマになりました。

前回の時と異なるのは、降った雪がまるで跡形もなく消えていたこと。
こちらの記事でも話しましたが、備えあれば憂いなし。本当に大事に至らずによかったです。

そんな、跡形もなく溶け切った雪をどう読もうかと思っていたのですが、この時に聴いていた音楽にひっぱられました。
御多分に洩れず、Being of BeingのZARDです。

雪が降った日は、ZARD 30周年イヤーの締めくくりとなる「ZARD ~What a beautiful memory 軌跡~」のライブ当日で、この1週間はZARDを聴きっぱなしでした。
特に冬の歌は聴き込んでいて、ライブでも歌われた「My Baby Grand ~ぬくもりが欲しくて~」はライブ後となった今日も聴いています。

ZARDの失恋の歌にはいくつかのパターンがあって、

  • 女性目線A:別れた相手を忘れられず、縋るように今も想っている歌
  • 女性目線B:別れた相手に対して、エールを送っている歌
  • 男性目線:自分が原因で別れたのに、未練タラタラなのを隠せない歌

一人称がこんなふうに分かれています。
「もう少しあと少し」は女性目線A、「負けないで」や「マイフレンド」は女性目線Bになってくるかと思います。
「遠い日のNostalgia」や「瞳そらさないで」は、男性目線の系統が色濃く出ている歌ですね。

そして、男性でも女性でも、きっと対等な距離感で恋愛をしていたんだろうなというのが歌詞から伝わってきます。
相手に語りかけるような歌詞が多いZARDですが、その歌詞には丁寧語が少なく、対等 or 年下の相手との恋愛が仄めかされています。
語尾も「だね」とか「かな」が多いのが印象的です。

今回の短歌はそんなZARDに引っ張られ、結句が「できないのかな」となりました。
僕は現代口語短歌をメインに詠むのですが、それにしても今回の一首は影響を隠しきれません。

「なかったことにしたい」というような失恋は直近なかったので、この歌は完全にフィクションです。
よほど、聴き込んでいたZARDの影響が出たんでしょう。

ちなみにZARDはDEENやFIELD OF VIEWなど男性歌手に楽曲提供をしているのですが、作詞をする際に「理想の男性像を作り、その人がその歌の世界観でどんなことを話しているかを考えて曲を作るようにしていた」と、あるライブで紹介されていました。

詩歌はフィクションを自由に描けるのも魅力の一つなので、こうした制作姿勢はしっかり見習って自分のものにしていきたいです。



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