【短歌】見上げると蕾はすでに膨らんで生まれる明日をじっと待ってる【誕生】

短歌

 

こんにちは、taicchanです。

2021年春より短歌を始めたビギナー歌人です。
ずっと「定型を守る」ことだけを意識して1年間約750首の短歌を作ってきました。

この記事では、そんなビギナー歌人のtaicchanが日課として一日一首ペースでInstagramへ投稿している自作短歌を解説します。

僕と同じように短歌ビギナーの方にとって、創作のヒントになったら嬉しいです。

 



Instagramのストーリー機能を使って募集した短歌のお題から、「誕生」を選びました。
送ってくれたのは会社の後輩で、先日お子さんが生まれたばかりです。

自分の歳はもちろん、後輩の年齢でも親になる人が増えてくるようになりました。
担当した金沢では僕の歳ごろで現在中学生になる子の親みたいな人もいましたが、都市部に来ると親になる年齢も上がり、同年齢だと現在小学校入学くらいがメインになっています。

僕自身は子供はおろか、結婚の予定もないので「誕生」というお題をもらい「さて、どうしたものかな」と悩みました。
ペットもつがいで飼ったことはないので、何かの誕生に立ち会うということが今まで全くなかったのです。

そこで、誕生の意味を少し広くして「新しいものが現れる」という風に捉え、植物をテーマに歌を詠むことにしました。
2月中旬にもなると日中二桁気温になる日も増え始め、街路樹の蕾も膨らみ始めています。

この膨らんだ蕾を妊婦のメタファーとして、上の句を組み立てました。
そして、誕生のテーマをシンプルに詠もうと考え、下の句は生まれてくることを今か今かと待っているという描写にしています。

「生まれる明日」としたのは、誕生には不確定要素が多いからです。

親になった友人や同僚がいる反面、もう少しで親になったはずの友人や同僚も僕の近くには何人もいます。
その人たちの顔が歌を考えている時によぎり、誕生を確定事項として描写することにブレーキがかかりました。

「よくtaicchanは予防線を張るよね」と仕事で言われるのですが、ここでもそれが出てしまいましたね。



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