【短歌】青ざめた水面にうつる憂鬱は誰かが投げ捨てた本麒麟【ポイ捨て】

短歌

 

こんにちは、taicchanです。

2021年春より短歌を始めたビギナー歌人です。
ずっと「定型を守る」ことだけを意識して1年間約750首の短歌を作ってきました。

この記事では、そんなビギナー歌人のtaicchanが日課として一日一首ペースでInstagramへ投稿している自作短歌を解説します。

僕と同じように短歌ビギナーの方にとって、創作のヒントになったら嬉しいです。

 



せっかくの晴れ空だったので、散歩コース短歌を再開しました。

今回の歌は、「サラダ記念日」的に作った一首です。
「サラダ記念日」って、日付も違えばメニューもサラダじゃなくて唐揚げだったらしいですね。
そんな感じで、登場人物やフォーカスする対象を歌のきっかけになった事実とは変えてみました。

いつもの散歩コースで気になったのは、

  • 青空とそれを映す水面の青さ
  • 路上に捨てられたジュースの空き缶

この二つです。
これらをなんとかくっつけてみようと思い、川の青さを少しネガティヴに読めないかと考えました。
青からくるネガティヴな言葉といえば、「青白い」とか「青ざめた」がありますが、今回は白さはなかったので「青ざめた」を採用。
この時点で「青ざめた水面にうつる」までは完成です。

ただこの後がうまくハマらず、一旦保留にして下の句へ。
捨てられていた空き缶を描いていきます。
本来転がっていたのはダイドードリンコのジュースだったのですが、語呂が良くないので最初は「スプライト」を充てていました。
ただ、ファンタグレープの歌を作った時のことを思い出し、スプライトの空き缶ってそもそも最近ないよなあと思い、変更することに。

町田市民文学館ことばらんど「57577展」にも採用いただいた、最近の歌の方向性を決めてくれた大切な一首です。

さて何にしようかと考えていた時に、こちらも以前歌にしたことのある釣り堀が目に止まりました。
50代以上の男性たちが発泡酒やストロング缶を物憂げに飲んでいる姿に「これだ!」と思い、その中で唯一タイトルを判別できた「本麒麟」を採用しました。

また、ここで物憂げな印象を抱いたことで上の句の三句目も自然と「憂鬱」を入れることができ、パズルのように歌が組み上がった感じです。

技術的なことを言えば、写真に組み込んだ文字のうち本麒麟だけ缶のデザインに合わせて赤くしても良かったかなと思いました。
この辺りの推敲は、今後の投稿に活かしていきたいです。



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