【短歌】繰り返すそして時間をかけていく茶葉は開いた きみはどうかな【心を開いて】

短歌

 

こんにちは、taicchanです。

2021年春より短歌を始めたビギナー歌人です。
ずっと「定型を守る」ことだけを意識して1年間約750首の短歌を作ってきました。

この記事では、そんなビギナー歌人のtaicchanが日課として一日一首ペースでInstagramへ投稿している自作短歌を解説します。

僕と同じように短歌ビギナーの方にとって、創作のヒントになったら嬉しいです。



舌の根も乾かぬうちにとはこのことで、昨日「写真に引っ張られすぎず、歌単独でしっかり成立させたい」と言いながら、今日は写真をベースに歌を作っていきました。
なかなかすぐには変えられないですね。

淹れすぎた、しかも二度淹れの緑茶の茶葉が開いているのを見て、何かのメタファーにできないかなと思ったのが作歌のきっかけです。
モチーフありき、ストーリーは後出しのいつもの悪癖ですね。

ただ、この悪癖とも長く付き合ってきたので、付き合い方がようやくわかってきました。

いきなり五七五七七に落とし込むのではなく、地の文でまずは情景を文字に起こします。
今回の場合は、「淹れすぎた茶葉が水の中で葉を開いているように」までを地の文にしています。
文末を「ように」にしたのは、ここから本題に入れるようにしたかったからです。

「茶葉が開く」をメタファーにするのであれば、閉じているものが開いていくというストーリーが自然と出来上がってきます。
ちょうどこの文を組み立てた時に部屋でZARDを聴いていたので、安直にも名曲「心を開いて」にあやかろうと思いつきました。

なので地の文は、「淹れすぎた茶葉が水の中で葉を開いているように、相手の閉じた心を開きたい」になります。
ここでいう相手を誰にするかは、ストレートに自分にとって特別な人にすることにしました。
読み手にとって大切な人を思い浮かべてもらったり、読み手の解釈で「ははぁん、こいつ恋してるな?」と思ってもらったり、そのあたりは委ねることに。

ここからは地の文を三十一文字に起こしていきます。

描きたい景色は二度淹れして、しかも時間的にも水に浸かりきって茶葉が開いている状況なので、「繰り返す」「時間をかける」などが妥当と考えました。
奇しくも五音・七音だったので、これはもうこのまま採用して上の句にいれることにしました。

下の句については、上の句で情景描写をしているのでまずその主語がなんであるのかを受けることにします。
そして、大切な相手を指せればと考えてひらがなの「きみ」を選びました。

「茶葉は開いた」と「きみはどうかな」の間に置いた空白は、セリフであることを示そうと思って置いたのと、ひらがなが続くので文が白く読みにくくなるかと思っての判断ですが、空白にあまり頼らず歌を作れるようになりたいです。

明確な記事は残念ながら覚えていないのですが、空白を使うことなく句切れが分かれるように作るのがいい歌のコツという記事を読んだ記憶があります。
空白には結構便りがちなので、この辺りちょっと意識したいですね。

連日、意識したいことだらけです。



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