【短歌】現し世に完璧なんてきっとない行き先表示もたまにはバグる【バグ】

短歌

こんにちは、taicchanです。

2021年春より短歌を始めたビギナー歌人です。
ずっと「定型を守る」ことだけを意識して1年間約750首の短歌を作ってきました。

この記事では、そんなビギナー歌人のtaicchanが日課として一日一首ペースでInstagramへ投稿している自作短歌を解説します。

僕と同じように短歌ビギナーの方にとって、創作のヒントになったら嬉しいです。



昨日とは打って変わって、今日はなんの問題もなく移動ができました。
事故がないかどうかビクビクしなくちゃいけないのは、首都圏の移動を鉄道に頼りっぱなしにしているからこそですね。

以前地方勤務で北陸地域を担当していた時、東京にいた上司が商談に同行したことがありました。
商談先の最寄駅からターミナルへ移動しようという時に、電車が車であと15分という状況になったとき、

上司「ああ、次の電車まで結構あるね」
自分「でもすぐですよ、15分で来ます」
上司「15分がすぐとは…taicchan、こっちにだいぶ染まったね」

といった会話がありました。
たしかに、3分おきに電車が来て、その3分おきの電車すら乗り過ごしたら歯車の噛み合わせが悪くなるように予定がどんどん狂っていく都心とは、まるで時間の感覚が違いますね。

僕も東京に来て向かいのホームで乗り換えになる時、自分の乗っていた電車がホームに入ったあたりで向かい側の電車が動き出すとつい舌打ちしたくなります。
あと数分もすれば代わりの電車がくることはわかりきっているのですが、それでも噛み合わせがちょっとでも合わないと不満になるようになってしまいました。

今回の写真は、そんなホームで乗り換え先が行ってしまった向こう側で見えた景色です。

向こう側に入ってきた電車の行き先表示の左隅は、まるで車線が入ったようにギザギザとして漢字をうまく表示できていませんでした。
整備不良か、あるいは接触不良か。
一応は文脈で行き先はわかるものの、地方を15分おきに走る2〜3両編成の列車ならいざ知らず、数風おきに走る長い首都圏の通勤電車で起きていることが不思議に思えました。

最初は見た風景をそのままに、

左隅にバグを抱えて走り去る黄色い電車どこへ行くのか

と詠んだのですが、初句字余りかつ野暮ったい感じがしたので、もう少し推敲を加えて現在の形にしました。
主語を大きくしてダイナミックなものにし、その具体例として行き先表示のバグを見せるというカメラで言えば広角から望遠へと移行する動きを意識してみました。

慣らし通勤では、歌集を中心に本を1〜2時間ほど読んで時間を過ごしています。
そろそろ久しぶりに、歌集のレビューも書きたいなあと考えています。



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