【スポーツ観戦】初戦が全てとなった、最高のロケットスタート【2022シーズン対阪神第1~3戦 東京ヤクルト】

スポーツ観戦

こんにちは、taicchanです。

自宅のある調布市がホームタウンのFC東京と、大学時代から箱推ししている神宮球場をホームにしている東京ヤクルトスワローズをゆるく応援しています。
社会人になってから少し応援の熱が高まっており、毎試合の経過・結果を追ったり、各チームのユニフォームを纏って実際の試合を見に行ったりする機会も年々増えてきました。

この記事では、そんな僕が試合を観戦して得た感想を素人目線で語っていきます。

「何となく試合結果は追っているんだよね」、「何人か、選手の名前は知っているよ」といった、ガチ寄りではないけど東京ヤクルトスワローズが好きという方に、同じようにもっとスワローズを好きになってくれるきっかけにこの記事がなってくれたら嬉しいです。

 



初戦が全てとなった、最高のロケットスタート

なんと8年ぶりの開幕三連勝で、東京ヤクルトスワローズの2022年シーズンは始まりました。
昨年の日本一も記憶に新しいうちに、最高のロケットスタートを切れたわけです。

相手は昨年、最高のロケットスタートを献上した阪神タイガース。
意趣返しとばかりの開幕三連勝となりました。
出だしだけ調子のいい打ち上げ花火でなければいいのですが、そうはならなそうだなと感じたのが2戦目・3戦目でした。

ひとつひとつ、簡単にではありますが振り返っていきたいです。

第1回戦:10-8 火ヤク庫に火をつけた若手たち。

2017年7月の中日戦を彷彿とさせるような、圧倒的な劣勢からの逆転劇となった開幕初戦でした。
5回を終えた時点で点差は7点、もう「オープン戦で試し損ねたことを確認する時間にしてもいいんじゃない?」と個人的には半ば諦めて試合を見ていました。

開幕投手となった小川選手のボールは高く浮き、甘く入り、打ちごろのボールが強力な阪神打線の元へ投げ込まれ、そして打ち返されていきます。
決定的なピンチになったからではないためか、キャッチャーも内野手も誰もマウンドへ近寄らず、ポーカーフェイスの小川選手は顔色ひとつ変えず、好不調を一切見せません。
回を重ねるごとに守備のミスも相次いで小さな失点が積み重なり、まるでリボ払いの利子が膨れ上がるように点差が広がっていました。

ここですごいと思ったのは高津監督の采配で、ここ数年のスワローズの試合で見られなかったバッテリー交換を試合の中盤に行います。
高卒2年目のルーキー内山捕手がマスクを被り、大下選手にはじまり抑えのマクガフ選手に至るまで4人の継投で5回以降の被安打を1本に抑えます。

若いキャッチャーならではのチャレンジャブルなリードで投手たちはテンポ良く投げて相手打線を抑え、守備のリズムが攻撃に影響し6回から毎回得点を重ねて逆転に至りました。
守備でミスのあったショート・長岡選手のタイムリー、代打出場した外野・濱田選手のホームラン、そして内山選手のプロ初ヒットとなるタイムリーが回を重ねるごとに出ます。守備のミスでの失点を埋めるごとく、若手選手たちが躍動します。
この若手の勢いに引っ張られるかのように主軸も躍動し、9回表クリーンナップで始まる攻撃は、山田選手ソロホームラン、村上選手シングルヒット、サンタナ選手ツーランホームランとノリノリ状態。

小川選手の調子こそ不安材料として残りますが、非常にいい雰囲気で2022シーズンの幕を開けることができました。

采配的にはオープン戦の続きのような交代が相次ぎましたが、それがむしろチームの底上げに成功していることを示すような交代だったのが、結果論なのかもしれませんが驚かされた一戦でした。

第2回戦:6-0 大舞台を経験して成長した、高橋奎二の修正力

スコアだけ見れば大勝となったこのゲーム、中盤までは完全に膠着した投手戦でした。

相手ピッチャーはプロ初登板の小川一平選手。
初めての相手というのはどこも苦戦しがちですが、特に初モノに弱いのがスワローズの泣きどころかなと個人的に思ったりしています。
事実二巡目までは完全に抑えられ、18アウト中出たヒットはオスナ選手の今シーズン初ヒットのみという状況でした。

このなかなかヒットも出ないという苦しい状況下で登板し、奮戦していたのが先発・高橋奎二選手です。
日本シリーズで自身初となる完封を経験した、可能性の塊のような若手左腕。昨シーズン後半は登板を重ねるごとに尻上がりに成長を感じさせてくれていた期待の成長株です。

では昨シーズン前半まではどうだったかというと、試合が緊迫するほどに自分の投球を狭めてランナーをため、単打や不用意な四球で失点するという典型的なノミの心臓タイプのピッチャー。課題はメンタルというのが明白な選手でした。

その選手が、なんと6回2安打というそれこそ日本シリーズでの躍動を彷彿とさせるような投球を、日本シリーズと同じく京セラドームのマウンドで見せています。
前日の小川選手とは対照的に低め・高め・外内の使い分けが見事で、冒頭による振り逃げも含めると6回までに8奪三振と、ほぼ半数のアウトが三振で築かれています。

高橋選手の課題は、前の試合で活躍してもその活躍が長続きしないことだったので、まずは年を跨いで躍動が続いたことを喜びたいです。次の試合でも相手を圧倒できる投球ができたら、長らく石川選手に頼りっぱなしだった左の先発は若手の台頭によって逆に安泰となりますね。
次回登板が注目です。

また、打者の修正力も垣間見得たのがこの2戦目でした。
初戦ではあたりのなかった青木選手やオスナ選手にヒットが生まれ、前日得た課題を早速修正しているのが見て取れます。
シーズン中盤になるとダグアウトの様子がメディアで報じられるようになってくるので、どのように選手や指導者たちが状況の修正を図っているのか、ぜひ情報が欲しいです。

第3回戦:4-0 贅沢な選手起用と、試合を支えた主力たち

すでに勝ち越しが決まったこの試合、出場メンバーを振り返ってみた時に「監督、長期的に見てこのゲームに臨んだな」と感じました。

この3戦で試合出場のなかった、

  • 投手:石山選手・大西選手
  • 捕手:松本選手

こうした選手たちを起用していたのです。
特に松本選手はスタメンからマスクを被り、試合を通して出場となりました。
絶対的な奥義の要・中村選手がコンディション不良で離脱する中、チームを支えていくのは第2捕手の古賀選手になってきます。
古賀選手の負担軽減、そして松本選手の経験値獲得を同時に図る上で、勝ち越していてある程度の精神的余裕を持って臨めるこの試合はうってつけだったのでしょう。

松本選手もその起用に応え、高梨投手をリードしていきます。
先発で明らかに調子が悪かったのは第1戦の小川投手くらいで、高梨投手も要求通りのボールをしっかり投げ込んでいました。
ただ、どちらかと言えば制球重視で球が軽めなのが良くも悪くも高梨選手の投球の特徴のため、阪神打線もコンパクトにヒットを重ね序盤で5安打、チャンスもしっかり作ってきます。
また、スタミナ切れだったのか四死球を与えてピンチを招くという状況も5回には見られました。

この状況、高梨投手の特徴と相手打者の特徴を計算して抑えたのが松本選手をはじめとするヤクルトサイド。内野ゴロや飛距離のないフライ、果ては見逃し三振とピンチを前に確実にその目を潰していきます。

打っては1番塩見選手から4番村上選手までが複数安打、5番のサンタナ選手も先制点となるソロホームランで確実に試合を作っていきます。
塩見選手に至ってはランニングホームランを記録するなど、結果だけでなくプロセスでもチームを盛り立て、最高の状況で3連戦を閉じることができました。

日本一を経験して得た総合力と競争

この阪神との開幕3連戦は、2015年のリーグ優勝から開けた翌年・巨人との開幕3連戦とはえらい違いです。
リーグだけでなく日本を制するとこうもチームが変わるのかと、驚かされるばかりです。

絶対的なキャッチャーが不在の中で、マスクを被り相手打線をリードで翻弄できる捕手が3人。
スタメンを勝ち取ったり、試合の流れを変えたい場面で現れ躍動できる若手バッターの台頭。
こんなスワローズ、僕は知りません。

96敗をした2017シーズンや、前年2位から一転して最下位に転落した2019年、続けて最下位となった2020年シーズンは、主力を固定した上でその主力で勝てないという状況が続いていました。
そこから2021年の日本シリーズを制して、チームの状況は一変しています。

打線を見れば、中軸が非常に分厚くなっています。
1番塩見選手から5番サンタナ選手までの並びはもちろん、嬉しい驚きが6番長岡選手です。
昨年の中村選手もでしたが、打てる選手が6番にいると5番を容易に歩かせることができません。
2020年は4番村上選手の後ろが続かないため歩かされて抑えられるという状況がつくられ続けたのですが、今は村上選手の後ろにサンタナ選手がいて、その後ろには長岡選手がいます。
中村選手が帰ってきたら打順がどのように組み変わるのかは不明ですが、2戦目以降復調傾向のオスナ選手が本調子になったら、1番から8番まで盤石の超攻撃的な打線が出来上がります。

そうすると欲しくなってくるのが、控え選手たちや投手が塁を進められる能力。
古賀選手や松本選手、そして投手陣がしっかり送りバントなどで塁を進められるようになると、休養や故障での選手起用の際も打線が機能し続けます。

せっかく選手層の厚みが増した兆しが見えているこの状況、ぜひそれを兆しに終わらせずしっかり盤石なものにしてほしいですね。
神宮開幕が楽しみです!

  



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